北海道美唄市にある体育センター内にあるクライミングウォールのメンテナンスと全面ルートセットを行いました。
一昨年の工事の時から２年。1年に1度の全面ルートセットも3回目となりました。
美唄市自体は札幌と旭川の中間に位置していて、北海道のほぼ中心にあります。街の人口は多くありませんが、この2年間で利用者が右肩上がりだそうです。ほとんどの利用者は市外からの全道もしくは内地からの遠征組とのことです。道内クライマーは岩場がメインとのことですが、天気の悪い週末や冬季間は非常に賑わうそうです。
壁建て屋としてもうれしい限りです。
壁裏やプロテクションなどのハード面のメンテナンスはもちろんですが、ルートセットが一番重要と思いますので、今回もセッターライセンス保持者と人気実力者のセッターさん達に集まってもらいました。
ルートセットと、ボルダーの課題セットに頑張ってもらい、これから1年間、幅広い層のクライマーの皆様に楽しんでもらえるたくさんのルートが出来ました。
また、現在はジムスタッフとして地域協力隊制度により若いクライマー4人が常駐しているので、適時講習会やレッスン、ルートや課題の追加を行っているそうです。
おそらく道内イチの施設なので、北海道以外からの遠征クライマーも悪天候の避難場所に最適かと思います。
施設利用料も1日300円(現在)と格安なのでほとんど交通費しかかからないと思って良いでしょう。
道内外の皆様、これからの1年間もどうぞよろしくお願いいたします！