2019/5/22
KO-WALL本店マットカバー補修
2019年3月 滋賀県栗東市にある老舗本格的ボルダリングジム KO-WALL様のマットカバー補修とウレタンシャッフルを行いました。
3年前に全面マット交換を当社で任されまして、今回はその追加補修工事です。
マットのへたりやカバーの損傷具合というのはジムによってさまざまな事例、速度が違います。
しかしながらどのような施工がより傷みにくいか?ということも分かってきております。
今回のKO-WALL様の場合はお客さんの入りが非常に多いということが一番の損傷理由です。その次に言えることは西日本に多い壁のレイアウトですが、当社では3面張りと読んでいる、壁がぐるりとマットを取り囲んでいて待機スペースがなくて、お客さんが常時マットの真ん中に乗っかっているようなジムのマットの劣化は非常に早いということです。簡単にいえばウレタンが重さでへこんでもずっと荷重がかかっているので回復することができないためにすぐにへたれてしまうのです。
理想的な状態は、登るときだけマットに上がり落ちたらすぐにマットから降りる。マットの縁には絶対座らない。さらには落ちない限りは飛び降りないでクライムダウンする。このことが実践されている当社施工のジムでは標準的な施工で最低5年はなにも問題がないという実績があります。
もちろん定期的なウレタンシャッフルは必要です。そしてできればマット外縁部には当社独自のベンチ枠加工をしていただければ特別な高いウレタンを使わなくても劇的に長持ちします。
これから新規で作るジムではもちろんですが、他社施工のくたびれたマットの交換や補修のご相談はお気軽に連絡ください! 手前が新しいカバー(上掛けしています)。奥はそのままで同じ白っぽいベージュのはずなんですが靴跡でグレーに変色してます! 新しいとエリア全体も明るくなります!